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  • 執筆者の写真Sari Kaede

東京工業大学の講義を終えて

こんばんは、サリー楓です!


昨日、東京工業大学で最近の自由研究について講義させていただきました。

自由研究のテーマは「トイレ問題から考えるホスピタリティの研究」です。


今回は座学の授業というよりも受講生との対話の場にしたかったのですが、

学生の方々から本当にたくさん質問や意見が寄せられて嬉しかったです。


「トイレにここまでの問題が詰まっているなんて知らなかった(受講生)」

「配慮されすぎると居心地を悪いと感じます(当事者)」

「LGBTとその他で分けずに考えることに共感した(受講生)」

「声をあげられない当事者が大多数だと思う(当事者)」


といった講義に対する率直な感想から、


「100点満点だと思ったトイレは今まであったか?(受講生)」

「場所や予算が限られた中でどういう工夫ができると思うか(トイレメーカー担当者)」


といった建築に関係する質問まで…


これだけ真剣に考えてくれる人たちがいるということが

素直に嬉しいと思いました。


火曜日放送・NHK「不可避研究会」1

よく質問があるのが

「トイレ問題から考えるホスピタリティの研究」

というテーマについて…。



なんで「ホスピタリティ」なのかというと、

トイレ問題は身体障害者やLGBTに限った話ではないからです。


また、当たり前かもしれませんが、

身体障害者やLGBTの問題もトイレに限った話ではありません。

※トイレが一番わかりやすいというだけで、最近は温泉や銭湯、ホテルやMICE(総合的な会議施設)をはじめとする様々な建築に関連して、多くの施設関係者の方々から質問をいただきます。



すべての建物で、すべての人類に、最高のホスピタリティを提供したい。



なので、

私は「少数派(マイノリティ)」と「その他多数」に分けずに研究しているつもりです。



自由研究は今後もさまざまな場所で発信させていただきます。

まずは、議論するきっかけになればいいですね。


「こういうテーマでも研究してみてください!」

というアドバイスがあればぜひ教えてください!


また、ご意見やご感想などもお待ちしております


火曜日放送・NHK「不可避研究会」2


そして、NHKの担当番組では企画二週目に入ります。企画二週目では大規模にアンケートをとったり、様々な方と対談したりします。どうぞご期待ください


それじゃ、


またね!

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